相続を保険・不動産・士業だけでは解決できない理由

いつも相続サポートSUNXブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
山﨑です。

7月ですね。今日の上田市は梅雨とは一転朝から清々しい良い天気です。梅雨明け予想は7月19日頃との事です。

私は建設・産業のリフォームワン株式会社と障がい者グループホームの合同会社こころの代表社員をさせて頂いておりますが、夏といえば地元上田市のイベント「うえだわっしょい」というお祭りがありまして、今年も両会社合同で出場致します。

私が相続診断士として、資格を取得して、現在相続サポートSUNXとしてお仕事させて頂いている理由も、リフォーム・不動産でお世話になったお客様・グループホームでご縁を頂いた沢山の方のお役に立ちたいと思ったことがすべての始まりです。

本日は相続を保険・不動産・士業だけでは解決できない理由として、相続の情報をお伝えさせて頂きます。

相続といえば「保険会社」「不動産会社」「士業(税理士・弁護士・司法書士など)」に相談するのが一般的ですが、実はこの3者だけでは相続問題が根本的に解決しない(あるいはトラブルが残る)ケースが多々あります。

その理由は、彼らが提供する解決策が「部分的(縦割り)」であり、相続の本質である「家族の感情のケア」や「実務・生活の移行」をカバーしきれないからです。

具体的に、なぜこれらだけでは足りないのか、その理由を構造的に解説します。

1. 各専門家の「限界」と縦割りの弊害

それぞれの専門家は自分の領域(ドメイン)のプロですが、裏を返せば「自分の商品や専門領域の枠内」でしか解決策を提案できないという限界があります。

専門家得意なこと(解決できること)限界(カバーできないこと)
士業

(税理士・弁護士等)
法律・税金の「手続き」と「対立の処理」家族間の**「感情の泥沼化」の予防**、不動産の売却実務、遺品整理など。
不動産会社土地や建物の売却、資産価値の査定遺産分割の法的な公平性や、納税資金のシミュレーション、親族間の公平感への配慮
保険会社納税資金の確保、遺産分割対策(代償金)不動産など**「形のある財産」の具体的な分け方**や、登記・税務の手続き。

利益相反や「視野の狭さ」が生まれるリスク

  • 税理士は「税金を安くすること(節税)」を最優先しがちですが、それが原因で親族間の取り分が不公平になり、争いに発展することがあります。
  • 不動産会社や保険会社は、どうしても「不動産の売却(購入)」や「保険の加入」という自社商品への着地を目指すため、客観的な中立性を欠く場合があります。

2. 決定的に不足する3つの要素

保険・不動産・士業の網羅性からこぼれ落ちてしまう、相続の重要な要素が以下の3つです。

「感情のケア」と「家族間のコミュニケーション」

相続トラブル(争族)の8割以上は、財産の多寡ではなく「生前の人間関係のしこり」や「不公平感」といった感情論から起こります。 士業は「法的に正しい分け方」を提示し、保険や不動産は「経済的な価値」を扱いますが、「なぜその分け方にしたのか」という親の想いを子に伝え、家族の心理的な納得感を醸成するアプローチは専門外です。

「遺品整理」や「実生活の片付け」という物理的ハードル

相続が発生したあと、残された遺族を最も疲弊させるのは、実家の片付けや遺品整理、デジタル遺産の処理などの「膨大な作業と労働」です。これらは士業の書類手続きや、不動産の売却活動の「前段階」に存在するものですが、既存の3者では対応できません。

全体俯瞰(プロデュース)の欠如

相続には、医療・介護、葬儀、遺品整理、税務、法務、不動産売却、その後の遺族の生活設計まで、膨大なステップがあります。

多くの人は「まず誰に、どの順番で相談すればいいのか」が分かりません。各専門家を繋ぎ、トータルでスケジュールと予算を管理する「プロデューサー(マネジメント職)」がいないため、遺族がたらい回しにされてしまうのです。

解決するために本当に必要なもの

相続を円満に、かつスムーズに解決するためには、既存の3者に加えて「全体を俯瞰してコーディネートする存在」「生前の家族会議のサポート」が必要です。

💡 これからの相続解決に必要なアプローチ

  • 相続コンサルタント(相続診断士): どの専門家にも偏らない中立な立場で、家族の意向をヒアリングし、最適な専門家をチームとして編成・指揮する存在。
  • 家族会議のファシリテーション: 生前のうちに、親の想い(遺志)と子の希望を本音で話し合える場をつくること。
  • ライフケア・終活の総合サポート: 医療・介護から遺品整理まで、生活に密着した実務をシームレスにつなぐこと。

「手続き(士業)」「お金(保険)」「資産(不動産)」だけでなく、「心(感情)」と「実務(片付け・生活)」の2つを満たして初めて、相続は本当の解決を迎えることができます。

生前での最適な笑顔相続対処方法をお伝えさせて頂きます。

7月11(土)10時より相続セミナー開催致します。

関連グループ企業リフォームワン株式会社
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グループホームこころ

この記事を書いた人

山﨑 昇

山﨑 昇

1975年長野県上田市生まれ。
塗装職人としてキャリアをスタートし、24歳でリフォームワン株式会社を創業。以来、新築・不動産・リノベーションを通じて、地域のお客様と“生涯のお付き合い”を築いてきました。さらに、障がい者グループ
ホーム「こころ」を立ち上げ、住まいや暮らしを支える事業を拡大。
全ての根底にあるのは「人のお役に立つ人でありたい」という一貫した想いです。お客様や地域の方々と関わる中で、「相続」という問題が
人生の終盤に立ちはだかる現実を多く目にしてきました。
親の相続問題に直面した経験もあり、相続の不安を“生きているうちに解決できる仕組み”が必要だと痛感。私は相続を「終わりの話」では
なく「これからの生き方のデザイン」としてとらえています。
これまで培った建築・不動産・福祉・経営の経験を生かし、あなたの
心の中の不安を安心に変えるための相続のお手伝いをいたします。
「あなたに会えて良かった。ありがとう」と言っていただけること――
それが、私の最高の報酬です。

【趣味】
オリジナルバンド活動(ボーカル)
ギター(アコースティック・ソロ活動)

【保有資格】
相続診断士
長野県相続診断士会 会長